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最新記事【2007年02月25日】

【11】検査終了!後少しです。

検査ラインの出口付近、総合判定所で「完了印」をもらう事が出来れば、
車検自体は終了です。

全ての書類を持って、陸運支局・検査登録事務所内の、
継続検査の窓口に提出します。
もしも窓口が分からない場合は、検査ラインの総合判定所で、
「この書類は何番窓口に提出すればいいですか?」
とたずねれば教えてくれます。

窓口に書類を提出すると、そこで新しい車検証と、
フロントガラスに貼るシール(検査標章)をもらって完了です。


フロントガラスに貼ってある、古いシールを剥がして、
すぐに新しく交付されたシールに張り替えておきましょう!
また、車検証、納税証明書、自賠責保険証、点検記録簿を
ファイルや車検証入れに収めて、グローブボックスや
ダッシュボードに保管して下さい。


これでユーザー車検の案内は全て終了です。
お疲れ様でした!

【10】検査ライン第4ステージ

検査ラインも残すところ第4ステージだけになりました!
後もう少しですので、がんばって行きましょう!!


検査ラインの第4ステージでは、下回りのチェックが行われます。

検査ラインの下に「ピット」と呼ばれる深さ2mほどの穴があり、
その中から、検査官が舵取り装置や、サスペンション、ブレーキ、
エンジンとともに、トランスミッション、プロペラ、シャフト、ドライブ・シャフトなどの
動力伝達装置、マフラーなどをハンマーで叩き、
ゆるみやがた、損傷が無いかを点検チェックします。

この点検時には、検査官から「ブレーキを踏んで下さい」などの
指示がある事も多いので、窓を開けた状態で停車するようにしましょう。


場合によっては、この点検後に排気ガスの検査が行われる
陸運局(車検場)もあります。


この点検が終われば、検査ライン全て終了です。
この第4ステージでも検査票リーダーに検査票を挿入し、
検査後のチェックを行って下さい。

全項目にチェックが済めば、検査ラインの出口付近にある
総合判定所に全ての書類を提出し、結果を待ちます。


検査結果が合格なら次のページに進みますが、
不合格なら再検査を受ける必要があります。
不合格だった場合の対処法は「ユーザー車検に不合格だったら??」
を参考に、再検査を受ける必要があります。

【9】検査ライン第3ステージ

検査ラインの第3ステージでは、
ヘッドライト排気ガスの検査が行われる事が多いです。

ちなみに、僕が良く利用する「大阪和泉陸運局」では、
排気ガスの検査は最終の第4ステージで行われます。


ヘッドライトの検査は光度と光軸の検査を行うもので、
車を所定の位置に停め、電光掲示板の指示にしたがって、
ヘッドライトをハイビームで点灯させるだけの簡単な検査です。

ただ、ユーザー車検で不合格になる1番の理由が、
「光軸のブレ」ですから、1番心配になる検査でもあります。


排気ガスの検査は、排ガス中の一酸化炭素(CO)と、
炭化水素(HC)の濃度を測定するもので、
「プローブ」と呼ばれる検査棒を、マフラーに差し込んで測定します。

ただし、車がディーゼル車の場合は排気ガス検査は省略されますので、
当然プローブをマフラーに差し込む必要はありません。


測定が終了したら、専用の検査票リーダーに検査票を差し込んで、
チェックをしてもらい、次の第4ステージに進みます。


ちなみに、ヘッドライトと排ガスの検査は、
通常、一般ユーザーにはチェックのしようがありませんので、
ユーザー車検を受ける前に、予備検査場でチェックしておく事をオススメします。
>>予備検査場の説明はこちら

【8】検査ライン第2ステージ

検査ラインの写真を掲載したかったのですが、
検査ライン内は、原則撮影禁止だそうで・・・
申し訳ございませんがテキストでの説明とさせて頂きます。m(_ _)m


検査ラインの第2ステージでは、

●サイドスリップ検査
●ブレーキ検査
●スピードメーター検査

上記3つが行われる場合が大半です。


サイドスリップ検査は、直進状態にある車のタイヤの横すべり量を測定し、
直進性が保たれているかどうかを検査するもので、
検査方法は、長さ1mの鉄板の上を、前輪が通過する時に測定されます。

測定テスターに対して、真っ直ぐに進入し、通過中は決してハンドル操作や
ブレーキ操作をしない事が大切です。
また、通過速度は5km/hぐらいでOKです。


ブレーキ検査では、フットブレーキとパーキングブレーキの
制動力と方ぎきなどのチェックが行われます。

電光掲示板に「ブレーキを踏む」「はなす」といった指示が出ますので、
その指示に従って「踏む」の指示が出ればブレーキを踏み、
「はなす」の指示が出れば即ブレーキペダルから足をはなして下さい。
パーキングブレーキの検査も要領は同じです。

ブレーキ検査のコツは、フットブレーキを踏んだり、
パーキングブレーキの引いたりする際は、
「思いっきりやる事」です。
躊躇せず思いっきりやって下さいね!


スピードメーターの検査は、実際の速度とスピードメーターの速度表示に
ズレがなく、正常にスピードメーターが作動しているかを検査します。
ローラー付きのテスター上で、実際に加速して検査します。

ここで注意点ですが、あなたの愛車の駆動方式を
事前にチェックしておいて下さい。

FFやFR、4WDといった駆動方式の違いがありますので、
「駆動するタイヤ」をローラーの上に乗せます。

実際に加速させ、40kn/hの時点で検査官に伝えます。
検査官に伝える方法は、陸運局(車検場)によって異なりますが、

●パッシング
●専用のボタンを押す


上記2パターンが主な方法です。


このスピードメーター検査ですが、不合格になる大半の理由は、
40km/hで安定させる事が出来ず、慌ててボタンを押してしまう事です。
この検査のコツは、一旦速度を50km/hぐらいまで上げてから、
徐々に落としてきて、40km/hになった時にボタンを押します。

一定の速度で安定させるのは意外と難しいので、
ゆっくり減速して、40km/hを通過時する時に押すのがコツです。


測定が終了したら検査票リーダーに検査票を差し込んで、
チェックをしてもらい、次の第3ステージに進みます。

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